ドリーの生みの親は嘆く
ドリーを開発したWilmut教授はもはやイギリスではクローン動物をつくれないと嘆いている。イギリスは最初に成熟個体細胞からの哺乳動物のクローンを成功させたが、農業研究の削減で農業動物の複製は中止したままである。
イギリスが出遅れた間に日本やアメリカが商業的にも抜きん出ることとなった。
動物権活動家に有罪確定
おばあちゃんと、娘(嫁?)、孫でドライブしていたところを、SHACの創設者の一人を含む3人組が襲撃した件で、7月3日、有罪が確定。今月末、量刑確定。このうち一名は、以前の事件で保護処分となっ
ていたが、この保護処分が今回の事件に関係していると見られている。
動物権過激派は「しっぺ返し」を顔面受け
動物権過激派は注目を引こうと派手なスタントや暴力を使うが、「しっぺ返し」にあっている。ALF(2005年にはアメリカのDHSがテロ集団に認定している。)は19世紀に狐狩り廃止に始まり、いまは製薬会社に講義している。2001年にHLSのCEOを斧の柄でなぐり、GSKの幹部宅に火炎瓶をしかけ、Oxford大学のボートハウスを放火している。2004年にはモルモット生産業者の親族やGSKの株主が嫌がらせなどにあっている。
本年、16歳の少年の発案で、動物実験擁護活動、PRO-test運動が開始され、また、動物実験が必要という請願運動People's Petitionへと発展した。BUAVは2003年に自身が行なった投票では75%が動物実験反対であるとしているが、70%が賛成という結果となっている。